Deep呑んべえの友

立ち飲み、赤提灯、大衆居酒屋など昭和を感じる味のある呑み屋や粋な飲み方の紹介

赤提灯の呑み屋で今日楽しい時間を過ごせるか失敗に終わるかは最初の席選びで決まる

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とある日。友達と初めて訪れるお店に行ってみることにしたアラサー独身アラフォー独身(この情報はいらないか笑)の女2人組の私たち。

 

外から見た店構えの感じと、大通りからはずれたひっそりとし住宅街にある佇まいがなんともいい雰囲気でずっと前から気になっていたお店。

 

ただこのお店には、常連さんがほとんどなのではないかという雰囲気を今までの経験から感じていたのと、呑むとすぐにいつもの店でいいか。。

となってしまうためなかなか訪れる機会がなかったお店。

 

呑みに行く常連のお店がある人にはわかってもらえるかもしれないが、

いつものお店の第二の故郷に帰ってきた感じ

実家に帰った安心感のようなものが心地いい時もあるが、

たまには外の刺激が欲しい、違う店で違う雰囲気を、そして違う人と会話とかしてみたい、もしくは大勢の中の知らない人のうちのエキストラの一人感が味わってみたい。

 

そんな「呑み屋人間関係」に疲れほかに癒しを求めるときもあるんです(どーでもいい笑) そんな気持ちでいつも新しいお店につい行ってしまう。

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のれんの前、中の見えない入り口はいつも緊張する。

 

「いらっしゃいませ」

 

はい。きたきた、この人たちイチゲンだなの視線(笑)

 

いいんですいいんです!

 

この大勢の中の一人な感じも好きなんです!(強がり)

 

ここから成り上がるんです!!(意味不明)

 

中に入ると思ったより広い店内。そして思ったよりきれいな店内(失礼なやつ)カウンター8席とテーブル3つか。

 

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あーあのカウンターがいいなぁ。

テーブルになったら友達と結局二人で呑んでる感じになってしまう。

いや、それが正しいし結局カウンターでも二人で話して呑むだけなんだけど、

時折知らない人が話しかけてきて違う話題になったり、カウンターで店主に話しかけてお店の話を聞いたりするのも私はすきなんだ。

 

いや、それこそがこういう呑み屋さんの醍醐味なんだ!!(あのいすの上に鞄おいてる人が荷物どけて一つズレてくれれば。。)

と考えていたが、結局案内されたのはテーブル席だった。

 

言えない。カウンターがいいんですけどとか言えない。イチゲンの分際でとか思うかもしれないし(考え過ぎ)呑んでる人に動いてもらう、あのダルさはわかるから。

それにいつも席と来る時間が決まってる常連の席なのかもしれないしわからないから言えない言えないけどカウンターがいい!

 

いいけど店の都合もわかるっ! わかるから!だけどあーーー

 

♫言ーえなーいあやまーちのー言い訳するまーえにぃぃぃぃーっ。あぁーーーーっ!

 

まっ友達との会話もかなり楽しいな笑 

どっちでも良かったわとか思っちゃってる時にですよ奥さん。

 

あー案の定カウンター盛り上がってる!しかもその話題めちゃ入りたい!

絶対気が合う人が座ってる!

私にもそのアラサーの哀愁漂う会話に参加させてくれ!

と心の声もむなしく、案内されたテーブルで2人でのみました。いや、それはそれで楽しい。めちゃくちゃ楽しかった。 楽しくない友達とは呑みに行かないから本当に楽しい時間をすごした

 

でも、でもなんか違う!なんか違うんですよそれは。不発というかカウンターだったらこの楽しさの500倍は楽しんだって思うんですよ! しかしこれも時の運。こういうお店はこういう日もあれば、カウンターで奇跡の会話が生まれたりすることもあって、だからこそ新規開拓はやめられない

 

((結論))
「初めてのお店でもカウンターがあったら常連さんに混じってでもカウンター席を勝ち取りテーブルの500倍楽しい時間を過ごすべし!べしべしべしっ!」

※ゆっくりお酒が大好きで料理も一人で楽しんで話かけられたくないというお客様もたくさんいらっしゃるので、話しかけるときは空気をよく読んで楽しく呑みましょう٩(ˊᗜˋ*)و